こんにちは、エンジニアのねっしーです。 平成もじきに終わりですね。
自分は平成生まれなので、これから生まれてくる令和生まれの子たちに「これだから平成のオバサンは...」とか言われるんじゃないかと考えただけで打ち震えます。
だーいぶ日にちが経ってしまいましたが、先週4月6日(土)に開催された『#エンジニア銭湯』というイベントにお手伝いとして参加してきました。その当日の様子とイベントの内容をお届けしようと思います。
- まさかの数時間で枠が埋まる
- イベント会場
- オープニング(趣旨説明)
- 職場の問題かるた大会
- LT大会 〜エンジニアの働き方
- トークライブ 〜エンジニアの働き方を湯ったり語る
- 入浴タイム
- 花見
- まとめ・感想
まさかの数時間で枠が埋まる
connpassでイベントを公開してからなんと約2時間後には定員の20人を突破する大盛況ぶり。その後増枠してもなお補欠者が増え続けるほど、開催前から注目のイベントでした。
イベント会場
会場は大崎にある金春湯さん。大崎の駅付近は再開発が進んでいるため先進的なオフィス街や駅ビルが並んでいるのですが、少し駅から離れると昔ながらの下町が残っています。金春湯も昔ながらの銭湯の良さを感じました。
↑金春湯さんのステッカー、カッコイイのでさっそく貼りました。番台のとこに置かれてるのですが、常連のお爺ちゃんお婆ちゃん達も持ち物に貼ってくれているそう。
オープニング(趣旨説明)
オープニングはエントランスに集まり、お酒…ではなく銭湯らしくラムネや牛乳で乾杯。イベント中は ハッシュタグ #エンジニア銭湯 でどんどん呟いてね、との案内がありました。
職場の問題かるた大会
エントランスは狭いので、男性脱衣所に移動します。5、6人のグループごとに分かれ新品のかるたを開封。グループ内で優勝した人には大会で使用したかるたがプレゼントされると発表され、会場のテンションが上がります。
読み上げCDを使って全グループ同時にスタート。読み上げるのは声優の戸松遥さん。この読み上げ音声の収録・編集にオトバンクは関わっています。
前職のSIerにいた頃を思い出して「あぁ、あるあるだなぁ...」と感じたのは、
- 【お】「おかしい!」....ってだれも思わないのかなぁ
- 【し】 資料のための、資料を作る
- 【と】 「隣のあの人、だれですか?」
この辺りですかね...。大会中も「うーん...w」とメッチャ頷く人や苦笑いする人などもいて、どんな職場でも同じような問題を抱えているのだと分かりました。
LT大会 〜エンジニアの働き方
登壇者は本物の番台の中から発表をします。「番台に入りたかったら第2回3回エンジニア銭湯で登壇してね!」という魅力的な告知もありました。
皆さんのお話ししていた内容は、近藤佑子さんのグラレコが要点を捉えていてとても分かりやすかったので、ここでは感想ベースです。
#エンジニア銭湯 LTのメモですー pic.twitter.com/X7py2WZoRG
— 近藤佑子🐱技術書典6 か66 (@kondoyuko) 2019年4月6日
1人目 角屋文隆さん
「銭湯は心のリファクタリング」 「ととのいフレームワーク」などのパワーワードが次々と出てきました。
エンジニアはコードの悪い所は見つけられても自分の心の悪いところは意外と見つけられない、というのは心当たりがありすぎてドキッとしました。
エモい!#エンジニア銭湯 #金春湯 pic.twitter.com/ThzigOZnea
— 沢渡あまね🍭職場の問題かるた(CV:戸松遥/絵:白井匠) (@amane_sawatari) 2019年4月6日
「サウナ」「水風呂」「休憩」をループするととのいフレームワークの分かりすぎるサンプル
2人目 後藤大輔さん
静的ルールと動的ルールの違いを銭湯に例えるのが、とても分かりやすかったです。
誰しもマイルールを持っていて、それを持ち寄って動的ルールができる。仕事でもそうやって職場のルールをみんなで作っていけたら楽しいし理想的ですよね!
3人目 佐渡あまねさん
ダム際で仕事をする魅力を語り、「あなたにとってのダム際はなんですか?」という投げかけがのちのトークライブに続きます。
「自分にとっての勝ちパターンを見つける」ということはとても重要ですよね。自分としては全員が9時に出社したり、社内勤務なのにスーツを強要するなどの就業規則で誰かの勝ちパターンを潰してしまうのは勿体ないな、と感じます。
4人目 久保田裕也さん
「満員電車禁止令」や「wikiでの情報公開」など、入社後に自分の中で段々と当たり前になってきたことの特異さを改めて実感しました。
「働き方改革」でなく「働き方創造」、押し付けの制度ではなく、問題ひとつひとつに向き合って解決策を考えることがこれからの働き方には大切なのかもしれないですね。
トークライブ 〜エンジニアの働き方を湯ったり語る
登壇者を中心にぐるっと囲んで座り、ざっくばらんに参加者も交えてトークセッションを行いました。 佐渡さんの話の中でも出てきた「あなたにとっての勝ちパターンは?」という話題で盛り上がりました。
「会社以外の場所で仕事をする」「朝は苦手なので午後から業務開始する 」などは就業規則の範囲のため実行するは難しいですが、参加者の中からは「1日のうちにあそびの時間をつくる」「(勉強会があるので)定時で上がると周りに宣言する」などの自分で操作できる範囲の勝ちパターンも出てきてとても参考になりました。
まだまだ話し足りなかったのですが、ここでいったんイベントは中締め。 登壇者と運営メンバーで写真撮影をしました。
入浴タイム
中締め後は希望者で残り、入浴タイム。 営業開始時間に並ぶ常連さんに配慮して、一旦会場の外に出ます。
ぬるめなお風呂があったおかげで、熱いのが苦手な自分でもだいぶ長風呂できました。お風呂に浸かりながら参加者の方とゆっくりお話ができました。
こちらは女湯だったのでまったり雰囲気でしたが、壁の向こう側の男湯がワイワイとても楽しそうで少し羨ましかったです。でも洗い場とか脱衣所とかちょっと窮屈そう...
お風呂上がりはエントランスに戻り、参加者の方が差し入れで下さったお饅頭とコーヒー牛乳を頂きました。
花見
さらに残った人たちで食事会、と思っていたら桜が綺麗とのことでお花見に変更。コンビニでつまみやお酒を買い、目黒川沿いまで歩きました。
桜の時期の目黒川と言えば中目黒〜五反田間の混雑を想像してしまい「座るところあるのかな...」なんて思っていましたが、五反田よりさらに下った大崎駅周辺は人もまばらながら綺麗な桜が眺められる穴場スポットでした。
↑ ほろよい1本で仕上がる自分#エンジニア銭湯 の打ち上げ!
— 沢渡あまね🍭職場の問題かるた(CV:戸松遥/絵:白井匠) (@amane_sawatari) 2019年4月6日
桜舞う中、Redmineやチケットを切る文化について熱く語り合う愉快な仲間たち💕 pic.twitter.com/PraZ3GFkmw
まとめ・感想
年代もエンジニア歴もスキルツリーも異なる人同士が「理想の働き方ってなんだろう?」という共通の問いでざっくばらんに話せた今回のイベント(とお花見)は大変有意義なものでした。
今回定員オーバーで残念ながら参加できなかった方や、#エンジニア銭湯 というワードがTLに流れてきて気になった人にも会場の盛り上がりや楽しさが伝われば幸いです。
第1回から大盛況だった本イベント、好評につき第2回、3回の開催も予定されているようです。 その時はぜひ一緒に風呂上がりの牛乳を飲みましょう!