OTOBANK Engineering Blog

オトバンクはコンテンツが大好きなエンジニアを募集しています!

実家を出たので心置きなくスマートホーム化を試みた話

こんにちは、そして初めまして岩Dです。

声優の小野大輔さんを好きすぎるという訳ではないですが(いや、好きではあります)ひょんな事から岩Dと呼ばれています。
小野大輔さんと言えば、悪魔で執事も良いですが、最近だと調査兵団団長も良いですよね。でも一番好きなのは、水樹奈々さんの DISCOTHEQUE という曲の MV で踊る彼です。

ちなみに、小野大輔さんには弊社コンテンツでもいくつか朗読を担当頂いておりますので、是非ご一聴くださいませ。
https://audiobook.jp/search?q=%E5%B0%8F%E9%87%8E%E5%A4%A7%E8%BC%94

さて、前置きが長くなりましたが、オトバンクでは毎週弊社エンジニア全員が集まる場で社内勉強会をしております。 engineering.otobank.co.jp

そんな社内勉強会から今回紹介するのは、ねっしーさんが発表した『実家を出たので心置きなくスマートホーム化を試みた話』になります。

www.slideshare.net

実家を出てどうしてもやりたかった事

今年の2月に実家を出たねっしーさんですが、実家を出てどうしてもやりたかったことがあったそうで、それが..

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スマートホーム化して、家電の操作を楽にしたり、日々のなんとなく感じているストレスを解消するために様々なモノを導入したそうです。
(※なお、導入に際して、賃貸なので基本的には現状回復が必須で、今後の初期投資と考えて予算は特に際限は設けずに好きにやる!をモットーに進めました)

導入したモノ

そんな中今回導入、紹介してくれたのは、以下の3点になります。

  • Google Home (Google Nest Hub)
  • Nature Remo
  • Sesame Mini

Google Home

ご存知 Google Home は、Google が提供するスマートスピーカーになります。

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音声入力で様々な事が出来る Google Home ですが、ねっしーさんはこの様な用途で使っているそうです。

  • 天気の確認
  • タイマー
  • 時刻確認
  • 音楽、動画再生
  • テレビのオンオフ
  • 予定の確認

使っている感想としては、 90/100 点の評価で、 「(Nest Hub の様な)ディスプレイ付きのスマートスピーカーは本当に良い。もっとスマートスピーカーに依存したら各部屋に1つずつ欲しくなってしまう」と絶賛していました。
ただ、まだまだサードパーティアプリの開発があまり進んでいない様で、そこが残念だと感じている様です。

ちなみに、弊社も Google Home 向けにコンテンツを提供しているので、スマートスピーカー持ってるけど使い道に困っている!という方は是非一度お試しください。偶然なことにねっしーさんがメインで開発したコンテンツになります(すっとぼけ)。
https://pages.audiobook.jp/lp/google-home/
(※Google Home Mini プレゼントキャンペーンは終了しております)

Nature Remo

Nature Remo (以下Remo)は、家電をインターネットに繋げて手軽にスマートホームを実現するスマートリモコンです。

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この Remo は、赤外線リモコンを一括管理したり、スマートスピーカーと連携することで音声入力での家電操作、内蔵している各種センサーにより自動でエアコンを付けて室温管理をしたりなどができるそうです。

こんなに色々とできる Remoですが、使った評価としては 40/100 点とかなり低めな判定でした。
理由としては、Remo から対象機器に対して赤外線の届く範囲でしか操作出来ないので、各部屋ごとにこれを設置しないと有効に活用ができない事と、何より一番使いたいと思っていた照明に非対応だった事が要因だった様です。なので、「テレビつけて」くらいしか今の所うまく使えていないそうです。意外な盲点でしたね。

Sesame Mini

Sesame Mini (以下Sesame)は家のドアのサムターン部分に取り付けるタイプの電子錠です。「オープンセサミ!」のアレですね。

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これは、Bluetooth でスマートフォンと連携する事で使える電子錠になります。 取り付けが簡単で、国内のほぼ全てのサムターンに対応可能なのだそうです(もし取り付けができなかった場合は、サポートに連絡すればアタッチメントを無料で作成・送付してくれるそうです。すごい!)。
また、スマートスピーカーとの連携や、Web API での開発でカスタマイズしたりなどもできる様です。

用途としては、物理鍵の代用だけでなく、特定の人に対してキーシェアをしてパーティなどの時に家の出入りを便利にしたり、住人の出入り閲覧などができるので子供が帰ってきた事を外出先で確認できたり、また最近ではオフィスやレンタルルームでの鍵として使われる事もあるそうです。

そんな Sesame ですが、ねっしーさんの評価はなんと 120/100 点ととても満足している様です!
「便利すぎてもう物理鍵には戻れない」とのこと。鍵をカバンの中から探さなくて良かったり、家を出て駅に向かうまでで施錠ができたり、外出先で施錠確認がでたり、鍵を持たずに外出できたりなどがとても良いポイントなのだそうです。

ただ、スマートフォンを無くしたり家に忘れたり、充電がなくなった場合はどうするのか?という問題については、その時は物理鍵を外に隠しておいたり、電池が切れたら自動で解錠する様な設定をすれば家に入れない問題はクリアできるので大丈夫とのこと。

まとめ

今回、スマートホーム化を進めた事で電源の数が足りなくなる問題や、工事のために免許が必要だったり、同居人がそこまで乗り気じゃない?等障害はあったものの、ねっしーさんはそれらを跳ね除けなんとかスマートホーム化の第一歩を踏み出せた様です。

このプレゼンの中で、「以前実家にいた頃、母にプレゼントで購入した Google Home mini を使ってくれなかった経緯があった事もあり、同居人に(こういう新しい試みを)浸透させるにはまず自分が使って便利さを示せたらうまく使ってくれるのではないか」と言っていた事が印象に残りました。
私も、家電が大好きで新しい家電を同居人に納得してもらって買うために、家電の良さ等のプレゼンをしたりしているのでその辺り共感できました。

そして、そんなねっしーさんの次の野望はルンバを導入する事だそうです。
また環境が整った時にスマートホームがどうなっているかの話を聴きたいですね。

それでは。

勉強会LTはじめました(はじめてました)

今年のフジロックは4日間テント泊にしようと目論んでいる @kalibora です。こんにちは。

さてさて、開発部やそれに類する開発チームで、週1くらいの頻度でミーティングしている組織は多いのではないかと思いますが、 みなさま、どんなアジェンダでミーティングしているのでしょうか?

  • ビジネスとは少し離れた技術的な観点での問題点の話し合い
  • 設計に関する議論
  • 最近の障害の共有

などなど、色々あるかと思います。

弊社ではその開発ミーティングの冒頭15分〜30分間ほど、勉強会と題して開発メンバーの持ち回りでLTのようなことをやっております。

どういった内容のLTをしているかと言うと、特にお題は設けず、ざっくばらん。各メンバーに任せる。としたので 本当にざっくばらんです。一例を挙げると下記のようなお題がありました。

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えーっと、、ユークリッドの互除法からSplatoonまで!幅広く取り揃えております。

このあたりは本当に各メンバーの色が出て面白いところです。

  • そのメンバーが何に興味があるのかを知ることが出来る
  • 自分と興味が被っていなければ、普段とはぜんぜん違う勉強になる
  • 遊びに関するものでも、なぜそれにハマっているのか?ハマる仕組みはなんなのか?などビジネスのヒントになる

と、当初思ってなかったようなメリットもあったので、わりとゆる〜い雰囲気でLTやってみるのも良いのではないかと思っております。

はい。そしてせっかくなので、

「その資料や内容などもブログで公開していけるといいよね〜。」

なんていう流れになったので、今後はこのブログ上で公開していこうと思います。

どうぞみなさま、お手柔らかに。

銭湯でエンジニアの働き方について語る『#エンジニア銭湯』に参加しました!

こんにちは、エンジニアのねっしーです。 平成もじきに終わりですね。

自分は平成生まれなので、これから生まれてくる令和生まれの子たちに「これだから平成のオバサンは...」とか言われるんじゃないかと考えただけで打ち震えます。

だーいぶ日にちが経ってしまいましたが、先週4月6日(土)に開催された『#エンジニア銭湯』というイベントにお手伝いとして参加してきました。その当日の様子とイベントの内容をお届けしようと思います。

connpass.com

まさかの数時間で枠が埋まる

connpassでイベントを公開してからなんと約2時間後には定員の20人を突破する大盛況ぶり。その後増枠してもなお補欠者が増え続けるほど、開催前から注目のイベントでした。

イベント会場

kom-pal.com

会場は大崎にある金春湯さん。大崎の駅付近は再開発が進んでいるため先進的なオフィス街や駅ビルが並んでいるのですが、少し駅から離れると昔ながらの下町が残っています。金春湯も昔ながらの銭湯の良さを感じました。

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↑金春湯さんのステッカー、カッコイイのでさっそく貼りました。番台のとこに置かれてるのですが、常連のお爺ちゃんお婆ちゃん達も持ち物に貼ってくれているそう。

オープニング(趣旨説明)

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オープニングはエントランスに集まり、お酒…ではなく銭湯らしくラムネや牛乳で乾杯。イベント中は ハッシュタグ #エンジニア銭湯 でどんどん呟いてね、との案内がありました。

職場の問題かるた大会

エントランスは狭いので、男性脱衣所に移動します。5、6人のグループごとに分かれ新品のかるたを開封。グループ内で優勝した人には大会で使用したかるたがプレゼントされると発表され、会場のテンションが上がります。

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読み上げCDを使って全グループ同時にスタート。読み上げるのは声優の戸松遥さん。この読み上げ音声の収録・編集にオトバンクは関わっています。

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前職のSIerにいた頃を思い出して「あぁ、あるあるだなぁ...」と感じたのは、

  • 【お】「おかしい!」....ってだれも思わないのかなぁ
  • 【し】 資料のための、資料を作る
  • 【と】 「隣のあの人、だれですか?」

この辺りですかね...。大会中も「うーん...w」とメッチャ頷く人や苦笑いする人などもいて、どんな職場でも同じような問題を抱えているのだと分かりました。

LT大会 〜エンジニアの働き方

登壇者は本物の番台の中から発表をします。「番台に入りたかったら第2回3回エンジニア銭湯で登壇してね!」という魅力的な告知もありました。

皆さんのお話ししていた内容は、近藤佑子さんのグラレコが要点を捉えていてとても分かりやすかったので、ここでは感想ベースです。

1人目 角屋文隆さん

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「銭湯は心のリファクタリング」 「ととのいフレームワーク」などのパワーワードが次々と出てきました。

エンジニアはコードの悪い所は見つけられても自分の心の悪いところは意外と見つけられない、というのは心当たりがありすぎてドキッとしました。

「サウナ」「水風呂」「休憩」をループするととのいフレームワークの分かりすぎるサンプル

2人目 後藤大輔さん

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静的ルールと動的ルールの違いを銭湯に例えるのが、とても分かりやすかったです。

誰しもマイルールを持っていて、それを持ち寄って動的ルールができる。仕事でもそうやって職場のルールをみんなで作っていけたら楽しいし理想的ですよね!

3人目 佐渡あまねさん

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ダム際で仕事をする魅力を語り、「あなたにとってのダム際はなんですか?」という投げかけがのちのトークライブに続きます。

「自分にとっての勝ちパターンを見つける」ということはとても重要ですよね。自分としては全員が9時に出社したり、社内勤務なのにスーツを強要するなどの就業規則で誰かの勝ちパターンを潰してしまうのは勿体ないな、と感じます。

4人目 久保田裕也さん

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「満員電車禁止令」や「wikiでの情報公開」など、入社後に自分の中で段々と当たり前になってきたことの特異さを改めて実感しました。

「働き方改革」でなく「働き方創造」、押し付けの制度ではなく、問題ひとつひとつに向き合って解決策を考えることがこれからの働き方には大切なのかもしれないですね。

トークライブ 〜エンジニアの働き方を湯ったり語る

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登壇者を中心にぐるっと囲んで座り、ざっくばらんに参加者も交えてトークセッションを行いました。 佐渡さんの話の中でも出てきた「あなたにとっての勝ちパターンは?」という話題で盛り上がりました。

「会社以外の場所で仕事をする」「朝は苦手なので午後から業務開始する 」などは就業規則の範囲のため実行するは難しいですが、参加者の中からは「1日のうちにあそびの時間をつくる」「(勉強会があるので)定時で上がると周りに宣言する」などの自分で操作できる範囲の勝ちパターンも出てきてとても参考になりました。

まだまだ話し足りなかったのですが、ここでいったんイベントは中締め。 登壇者と運営メンバーで写真撮影をしました。

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入浴タイム

中締め後は希望者で残り、入浴タイム。 営業開始時間に並ぶ常連さんに配慮して、一旦会場の外に出ます。

ぬるめなお風呂があったおかげで、熱いのが苦手な自分でもだいぶ長風呂できました。お風呂に浸かりながら参加者の方とゆっくりお話ができました。

こちらは女湯だったのでまったり雰囲気でしたが、壁の向こう側の男湯がワイワイとても楽しそうで少し羨ましかったです。でも洗い場とか脱衣所とかちょっと窮屈そう...

お風呂上がりはエントランスに戻り、参加者の方が差し入れで下さったお饅頭とコーヒー牛乳を頂きました。

花見

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さらに残った人たちで食事会、と思っていたら桜が綺麗とのことでお花見に変更。コンビニでつまみやお酒を買い、目黒川沿いまで歩きました。

桜の時期の目黒川と言えば中目黒〜五反田間の混雑を想像してしまい「座るところあるのかな...」なんて思っていましたが、五反田よりさらに下った大崎駅周辺は人もまばらながら綺麗な桜が眺められる穴場スポットでした。

↑ ほろよい1本で仕上がる自分

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まとめ・感想

年代もエンジニア歴もスキルツリーも異なる人同士が「理想の働き方ってなんだろう?」という共通の問いでざっくばらんに話せた今回のイベント(とお花見)は大変有意義なものでした。

今回定員オーバーで残念ながら参加できなかった方や、#エンジニア銭湯 というワードがTLに流れてきて気になった人にも会場の盛り上がりや楽しさが伝われば幸いです。

第1回から大盛況だった本イベント、好評につき第2回、3回の開催も予定されているようです。 その時はぜひ一緒に風呂上がりの牛乳を飲みましょう!